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【効率化】ロジクールMX Anywhere2Sー普通のマウスじゃない!7ボタンとジェスチャーの設定例

設定の適用範囲:すべてのアプリケーションか個別のアプリケーションか

この記事の読了目安時間:5分⇒設定例など丁寧に書いたため、お急ぎの方は目次の見出しからお好きなところにジャンプしてください。

先日、友人に「オススメのマウスある?」と聞かれて、迷わず愛用している「ロジクールMX Anywhere 2S」を紹介しました。

実はこのマウスの存在を知ったのは、前職がアメリカロジクール社だった友達からプレゼントとしてもらったのがきっかけでした。

使ってみたところ、コンパクトなのに高機能すぎて、それ以来僕の効率化必須アイテムとして出張先にも必ず持っていくようになり、また妻にも買ってあげたり、いろんな人に紹介したりするようになりました(いいものを紹介したがる性格なので〜笑)。

 

しかも、先日友人に勧めた際、Amazonの商品画面を見たら、価格が6,600円台まで下がったことにびっくりしました。(妻に買ってあげた時(2019年4月27日)の値段は9,621円でした…)

何でこんなに値下げするかなと気になってさらに調べると、実は新しいMX Anywhere 3が2020年10月から発売されているのがわかりました(2020年12月8日現在Amazonの価格が9,800円)。


 

でも、機能的にMX Anywhere 2Sでも十分かなと思うし、特に3,000円以上の値段の差が大きいので、もう一個買ってストックしようかなと悩んでいます(グラファイト色は欠品中で2021年1月15日の入荷予定で、その他色は在庫あり)。

 

お気に入りのMX Anywhere 2S機能

いつものように前置きが長くなり、大変失礼いたしました(笑)。

それでは、本題に入って、僕がお気に入りの機能及び、7ボタンとジェスチャーの僕の設定例をご紹介します。

まずお気に入り機能として、公式サイトからピックアップして簡単にご紹介し、後半は僕がかなり時間をかけて、自分の使用習慣に合わせて設定したカスタマイズ例をお見せします。

複数パソコンのコントロール:3台のパソコン間でシームレスに動作

MX Anywhere 2Sは同時に3台のパソコンに対応でき、マウスの背面には「1.2.3」と切り替えボタンがあって、例えば会社用のパソコンは「1」にして、自宅メインパソコンは「2」、出張用ノートパソコンは「3」にした場合、それぞれの環境に合わせてボタンで切り替えればすぐ使うことができます。

しかも、ユーザー登録して、設定をバックアップしておけば、いつでもどこでも同じ設定で使うことができます。

さらに、以下の写真のように3台のパソコンを並べて同時に使う際に、「ロジクールFlowという機能を使えば、背面の切り替えボタンを押さなくても、マウスカーソルが画面の端を超えると、もう1台のパソコンの画面へと自動的に移動できます。

それだけでなく、テキスト、画像及びファイルのコピーして、隣のパソコンに移動した後、そのままコピーしたものを貼り付けられます。

新しいMacやIOS端末の間でもAirdropでてきますが、MacとWindowsの間はクラウド経由かUSB等じゃないとなかなか難しいファイルの共有も簡単にできてしまうのは本当に便利です。

職場や自宅で複数のパソコンを使っている方は本当に重宝される機能だと思います。

MX Anywhere 2S:複数パソコンの間でシームレスに動作

MX Anywhere 2S:複数パソコンの間でシームレスに動作(出典:公式サイト)

 

パソコンとの接続は付属のUnifyingレシーバーまたはBluetoothでできますが、スリープからの復帰はレシーバーのほうが若干速いので、メインマシンはいつもレシーバーで接続しています。

 

高速スクロール

長い文章や記事(僕の?笑)を見るとき、少しずつしかスクロールできない場合、もどかしく感じませんか(すみません、反省します!が、多分直れないです…笑)?

特によく論文やマニュアルなどを扱う方は結構経験されていると思われます。

実は、MX Anywhere 2Sの真ん中のホイールは2段階があって、通常モードは普通のマウスと同じく、ホイールボタンを回すとカクカク音しながら動く同時に、画面が少しずつスクロールします。

高速スクロールモードはホイールをまず下いっぱいに押して、カクカクとした抵抗がなくなり、超高速にスクロールするようになります。

まだ体験したことのない方は最初おそらくびっくりするほど感動するかもしれません(僕はそうでした)。

下図の記事は4636文字8ページあって、普通では結構スクロールダウンしないと行けないのですが、高速スクロールでは一瞬で最後のページまでスクロールしていったことがおわかりになるかと思います。

MX Anywhere 2S:高速スクロールの効果例(4636文字8ページの記事)

MX Anywhere 2S:高速スクロールの効果例(4636文字8ページの記事)

 

あらゆる表面をトラッキング

これもかなりうれしい機能です。マウスがガラス面などであまり使えなくなったご経験はありませんか。

個人的にマウスパッドは場所を取るし、スマートじゃないので、あまり好きじゃないんので、MX Anywhere 2Sは「最新の4000-dpi Darkfieldセンサーが、ガラス面を含めた、ほとんどあらゆる表面を完璧にトラッキング(From公式サイト)」できるとのことで、この問題を完璧に解決してくれました。

これによって、カフェやテラスのテーブルなどでもストレスなく効率よくパソコン操作ができます

MX Anywhere 2S:あらゆる表面をトラッキング(公式サイトから)

MX Anywhere 2S:あらゆる表面をトラッキング(出典:公式サイト)

 

手になじむコンパクトな形状

100クラムちょっとと軽めて、手になじむコンパクトな形状もお気に入りです。

手になじむのは僕にとってかなり大きなポイントです。

このマウスを使う前、自宅ではアップルのマウスパッド「Magic Trackpad」を使っていました。

Magic Trackpadはいろんなジェスチャーができるのは非常に便利ですが、使う時手が伸ばしていて自然な形ではないので、長時間使うと手が結構疲れてしまうのです。

MX Anywhere 2Sを毎日使っていても、手が疲れると感じたことが全くないので、本当に素晴らしいです。

手になじむコンパクトな形状(公式サイトから)

MX Anywhere 2S:手になじむコンパクトな形状(出典:公式サイト)

 

後、このコンパクトさと軽さもかなりお気に入りです。

充電式なので、乾電池が要らないのもこのコンパクトさと軽さの実現に役立っていますね。

公式サイトによると、「3分の充電で、1日の使用に十分な電力が供給されます。フル充電の状態から、最長70日使用することができます」。実際いつも忘れた頃にランプが赤くなって、ケーブルで充電しています(充電中の使用も可能)。

コンパクトでモバイルマウスとしては最適ですが、出張や外出のときはもう一つ対策を取っていました。

ケースが付属されていなかったため、さすがにパソコンバッグにそのまま放り込むことができないので、以下のケースを買って使っていました。

 

7ボタンとジェスチャーの僕のカスタマイズ設定例

ここからは実際の操作に関する便利機能をご紹介します。

7つのボタンといろんなジェスチャーにそれぞれ機能を与えられるのもこのコンパクトマウスの素晴らしいところです。

以下は僕の実際のカスタマイズ設定例を見せながら、機能をご説明します。

設定用アプリケーションLogicool Options(Mac版)のトップ画面

公式サイトからLogicool Optionsをダウンロードし、インストールし終わったら、以下のトップ画面が表示されます。

設定用アプリケーションLogicool Options(Mac版)のトップ画面

設定用アプリケーションLogicool Options(Mac版)のトップ画面

 

ここで各ボタンや各種ジェスチャーに付与する機能を設定できます。

上の図では白い○が5つあり、マウスおなじみの左/右ボタンと合わせて、7つのボタンとなるわけです。

左/右ボタンは特に設定を変えず、普通のマウスと同じ機能を持たせているので、残りの5つのボタンを説明します。

 

設定の適用範囲:すべてのアプリケーションか個別のアプリケーションか

詳細の設定に入る前、まず大事な点をご説明します。

MX Anywhere 2Sの7つのボタンと各種ジェスチャーに付与する機能の適用範囲はすべてのアプリケーションか個別のアプリケーションかに分けることができます

例えば、下の図では左上(①)はすべてのアプリケーションに適用する設定画面で、右上(②)の切り替えで設定したい個別のアプリケーションを選択することができます。右下(③)はGoogle Chromeを例にしました。

設定の適用範囲:すべてのアプリケーションか個別のアプリケーションか

設定の適用範囲:すべてのアプリケーションか個別のアプリケーションか

 

ホイールボタンの左/右方向に押す動作:左/右へスクロール

さきほどお話した高速スクロールのホイールボタンですが、左側あるいは右側に押す時に、該当する機能を付与することができます。

下の図の僕の設定では、左側に押すと「左へスクロール」するようになります。反対に、右側に押すと「右へスクロール」するようになります。

ホイールボタンの左方向に押す動作:左へスクロール

ホイールボタンの左方向に押す動作:左へスクロール

 

下のgif図ではOneNoteのあるページで左、右へスクロールする際の効果例を示しています。

左、右へスクロール効果例

左、右へスクロール効果例

 

もちろん、左、右へスクロールだけでなく、いろんな機能を設定することができますし、アプリケーションごとに異なる機能を付与することができます。

僕はGoogle ChromeやSafariでは、キーストロークの割り当てにして、それぞれ左を「Shift + Ctrl + Tab」と、右を「Ctrl + Tab」と、Google ChromeやSafariの左タブ、右タブへの切り替えボタンとしました(下図ご参照)。

ホイールボタンの左、右方向に押す動作のGoogle Chromeでの個別設定

ホイールボタンの左、右方向に押す動作のGoogle Chromeでの個別設定

 

Google Chromeでの左タブ、右タブへの切り替え例

Google Chromeでの左タブ、右タブへの切り替え例

 

マウス左側面にある2つのボタン:進むと戻る

マウス左側面に以下の図のような2つのボタンがあり、僕はデフォルトのまま、それぞれ「進む」と「戻る」機能にしました。

例えば、Google Chromeでは「戻る」ボタンを押すと、1つ前のページに戻るようになります。

マウス左側面にある2つのボタン:進むと戻る

マウス左側面にある2つのボタン:進むと戻る

 

真ん中のジェスチャーボタンと各種ジェスチャーのカスタマイズ設定例

そして、いよいよ最後のボタン、真ん中のジェスチャーボタン(下図①)と各種ジェスチャー(下図②〜⑤)のカスタマイズ設定例をご紹介します。

 

ジェスチャーボタンと各種ジェスチャーのカスタマイズ設定例

ジェスチャーボタンと各種ジェスチャーのカスタマイズ設定例

 

僕の設定は以下の通りです。

・真ん中のジェスチャーボタンを押した時(下図①)、Macの「Mission Control」機能を与え、

・ジェスチャーボタンを押しながらマウスを左に動かす(下図②)と、「Cmd+V」(貼り付け)

ジェスチャーボタンを押しながらマウスを上に動かす(下図③)と、「Cmd+C」(コピー)

・ジェスチャーボタンを押しながらマウスを右に動かす(下図④)と、「Shift+Ctrl+Cmd+4」(スクリーンショット)

ジェスチャーボタンを押しながらマウスを下に動かす(下図⑤)と、「Cmd+Z」(取り消し)

 

まとめ

以上、コンパクトでありながら、高機能なロジクールMX Anywhere2Sの僕のお気に入りの機能及び、7ボタンとジェスチャーのカスタマイズ設定例をご紹介しました。

少しご参考になれば幸いです。

もしご興味がありましたら、是非下のリンクで詳しくご覧いただき、ご検討ください。

 

 

 

 

それでは、また次回お会いしましょう〜♪

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